2018/04/20

アメリカから日本への船便混載:大型貨物の梱包(クレートの製作)

 今回はアメリカから日本へ大型の貨物を運ぶ際の弊社での梱包方法についてです。

貨物内容は大型の芝刈り機。 重量にして460 lbs、約209Kgほどあります。
当然こうした大型の貨物は箱に入れて送ることができませんので、
パレットに載せられて届きます。

下の写真が配送されてきた時の状態です。 
かなりしっかりとしたクレートに入っていますので、特に問題無く送ることができそうです。

届いた時の梱包状態 














 が、よく見るとこのクレートは国際輸送で必須となるISPM-15規格に合った木材で製作されていません。
このまま送った場合、植物検疫やら燻蒸処理費用などで多額の費用がかかってしまいます。

 こうした場合、弊社ではカスタムメードのクレートを製作します。
今回はサイズにあった木材を取り寄せるところからのスタートとなりました。

製材所にはパレットが山積み


 


たくさんのトレーラーが出入りしています

今回は少量でしたので、いつも木材を仕入る製材所に引き取りに行ってきました。




















 

ISPM-15木材 スタンプが押してあります















上にある写真の木材を元に、今回はこの芝刈り機のクレート製作です。


まずは元のクレートの解体です













こんな感じバラバラに

















きっちり採して、














   (写真撮り忘れのため途中省略)

突然できあがり












最後はシュリンクしてステッカーを貼り完成













 この間、大体3~4時間で完成になります。

 クレートの製作は輸送途中のダメージも考慮し、堅牢に設計する必要があります。
アンティーク家具や高額な貨物は、こうしたクレートを製作し輸送することをお勧めいたします。
多少の揺れやショックにはビクともしません。

 カスタムクレートの製作についてのお問合せはsupport@までお願いいたします

弊社サイト:www.usstreamline.com 
Facebook:https://www.facebook.com/StreamlineCorporation/

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