2016/06/10

船便混載LCLの費用と御利用の流れについて

最近船便混載(LCL)についてのお問合せや発送が多くなりましたが、
これまで目安としてすぐにいただける情報がありませんでした。

今回、弊社での船便送料およびその手続きなどの詳細をご用意いたしましたので御参照ください。

■LCL送料: US->JP(港)

船便送料         $150/M3        ※ 1CBMミニマム、東京港の場合(港により送料が異なります)
GRI            $6/M3        ※変動有り
AFR FEE        $25.00/shipment
B/L FEE        $25.00/shipment
パレット料     $20/Pallet
DRYAGE        要見積り
AES            $10.00/filing
輸送保険         1% CIF Value     ※Optional   (Min$25.00)

※上記には、転送・代行手数料、関税・消費税などの諸費用、通関を含む日本側での費用は含みません。

□参考例: ポートランドー東京港まで 4M3(立方メートル)/2000Kgの貨物の場合

船便送料:    $150 x 4 = $600
GRI:            $6 x 4 = $24
AFR FEE        $25.00/shipment
B/L FEE        $25.00/shipment
AES            $10.00/filing
DRYAGE        $300
輸送保険        1% CIF Value     ※Optional   (Min$25.00)
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合計:         $984+保険(商品総額の1%)

※上記の他に日本側での通関費用、陸送費、手続費用などが加算されます。
※日本側費用は配送先の住所によって異なります。

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※以下は弊社LCL貨物御利用の手引きからの抜粋です

■LCL貨物御利用の手引き

この手引きはLCL貨物での輸送を御利用されるお客様向けに、
発送から荷受け、ダメージなど発生時の保険の申請に至るまでの概要を説明しております。

すべての内容を網羅しているわけではありませんため、
ご不明点・ご質問などございましたらご遠慮なくお知らせください。

■LCL貨物について

・LCLとは

LCLは Less than Container Loadの略で、海運コンテナを1本使うほどの貨物量では無い場合、
他の輸出者とコンテナを共有する形で小型貨物を同梱して輸送する方法です。

・長所と短所

LCLの主な長所の一つは、パレット単位などでの貨物でも海上コンテナを使用した輸送が可能となり、
全体的な輸送コストを削減することができる点にあります。

逆に短所は、輸送期間がエアに比べて長くかかることと、通関費用や国内の陸送費が別途かかりますので、
物量によってはエアよりもコストが多くかかることがある点です。

・保険について

LCL貨物の保険はオプションとして、おおよそ商品金額の1%程度で付保することができます。
※貨物内容によってレートは変動します

■発送から荷受けまでの流れ

発送の方法には、
指定先の住所まで輸送する     Door-To-Door と、
指定の港まで輸送する         Door-To-Port があります。

いずれの場合でも、最初の段階で貨物の配送先の状況、荷受け日程、搬入の状況などを事前に打ち合わせし滞り無く配送ができるようにします。
事前に打ち合わせが十分でないと、例えば車上渡しの貨物が引き取れなかったり、
搬入する道路が狭すぎてトラックが入れないなど不測の問題が発生する可能性があり、
それぞれの問題に対して通常費用が加算されることになります。

○ドアツードア (Door-To-Door)

ご指定の住所まで海上輸送、通関、日本国内での陸送を含めすべて手配をさせていただく方法です。
ドアツードアでの輸送の流れは大きく下記の通りとなります。

1. 発送段階:    輸出書類、BL(運送状)、貨物の写真など必要な書類を揃え船会社へ貨物を発送します
        ↓
2. 着港段階: 着港1週間ほど前に到着の連絡が入り、お客様と配達の打合せなどを開始します
        ↓
3. 通関段階:    貨物が着港すると通関が始まります。税関から質問や追加情報の提供を求められることがあります。
            この段階で検査対象となり、検査が課されることがあります
        ↓
4. 陸送段階:    打ち合わせしたスケジュールに合わせ、配達先にむけて貨物が配達されます
        ↓
5. 荷受段階:    貨物の配達があった際、ダメージの確認をし問題があった場合には配達したドライバーに記録をとってもらい、証拠の写真を撮るなどしておきます。
        ↓
    完了:    貨物に問題がなければ配送がここで完了となります
        ↓
    貨物にダメージがあった場合は保険の申請手続へ

○ドアツーポート (Door-To-Port)

通関や日本国内での陸送をご自身で手配する場合、
弊社からご指定の港までの輸送を手配させていただく方法です。
ドアツーポートでの輸送の流れは大きく下記の通りとなります。

1. 発送段階:    輸出書類、BL(運送状)、貨物の写真など必要な書類を揃え船会社へ貨物を発送します
        ↓
2. 着港段階: 着港1週間ほど前に到着の連絡が入り、お客様と配達の打合せなどを開始します
            御利用になる通関業者がある場合は、この時点で通関業者にも連絡が入ります
            通関が必要で無いお客様はこの段階で完了となります
        ↓
(通関も必要な場合)
        ↓

3. 通関段階:    貨物が着港すると通関が始まります。税関から質問や追加情報の提供を求められることがあります。
            この段階で検査対象となり、検査が課されることがあります
        ↓
4. 引渡し段階:打ち合わせしたスケジュールと引渡し内容に沿って貨物が引渡されます。
        ↓
5. 荷受段階:    貨物の配達があった際、ダメージの確認をし問題があった場合には証拠の写真を撮るなどしておきます。
        ↓
    完了:    貨物に問題がなければ配送がここで完了となります
        ↓
    貨物にダメージがあった場合は保険の申請手続へ

■荷受けをしたら

・ダメージがあった場合は、配達ドライバーがいる間にダメージの箇所の記録をとってもらってください
・貨物の内容、配達後3日以内に開梱しダメージ・内容の確認を行ってください

■貨物に問題があったら

・貨物に問題があった場合は、配達後3日以内に配達した運送会社、通関業者、船会社および弊社まで詳細を御連絡ください

■保険申請の流れ

・保険申請までの流れ

ダメージの御連絡をいただいた後、保険会社へのクレームを開始します。
保険の申請には下記の書類がお客様より必要となります

○必要書類

・配達証明書    貨物の配達時に運送会社が渡してくれる書類です
・証拠写真    できるだけダメージの状況がよく分かる写真が必要です
・修理見積    修理が可能なダメージの場合、修理業者から見積を取りお送りください
・ダメージ報告書    ダメージに関する詳細な報告書を作成していただきます

これら書類を到着後7日以内にご用意いただき、弊社担当者までお送りください。

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■御質問・お問合せ

ご不明点・ご質問などございましたら下記までお問合せください

営業時間:火曜日~土曜日 午前1時~午後1時 (日本時間)

Streamline Corp. FCL/LCL担当 後藤 まで
 

13213 NE David Circle, Building 3,
Portland, Oregon, 97230
Tel: 503-252-9038 (x701)
Fax: 503-914-0393
Tel(Japan): 050-5532-8379
Fax(Japan): 03-4496-6227

 


弊社サイト:www.usstreamline.com 

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