2018/02/21

船便混載LCL: 貨物サイズを小さくする工夫

航空便でも貨物便においても、
ほとんどの貨物は実重量での送料計算ではなく、サイズによるものとなっているため、
できるだけ輸送コストを小さくするには貨物のサイズを小さくする工夫が必要です。
 今回は弊社が船便混載(LCL)の梱包で行っているサイズを小さくする工夫の一例をご紹介いたします。

梱包は小さくできれば良いかというとそういう訳では無く、
必要な梱包資材を抜いてしまうと輸送途中でのダメージが発生し、
結果、お客様にきちんと商品が届かないという最悪の結果になってしまいます。

必要最低限の梱包をしつつサイズを下げるにはある程度の経験が必要となります。
梱包する商品の素材、性質、耐久度、重みなどをすべて加味して計算し、
できるだけ隙間のないように組み合わせることによって最適な梱包ができあがります。

下の写真はビンテージ家具が多数、ワークベンチが複数台やテーブル、絵画などがあります。
今回はこの グループをLCLで送るという案件を手がけています。


 

パット見、結構な大きさのテーブルやデスクですので2〜3パレットほど必要になりそうです。

まずは各家具の採寸し、↓のようにあとで組み立てができるものについては分かりやすいように
パーツに分解することもします。



↓あれだけあった家具をうまく組み合わせ、今回は1パレットでの発送が可能となりました。
この状態からパッドをあてたりして養生し、最終的な梱包に入ります。




こうしたダウンサイズの良い点は、できるだけ密度をみめることで隙間を無くし、
輸送途中でのダメージを軽減できることにもあります。

大型の家具など、輸送コストが気になるという方は是非ご相談ください。


弊社サイト:www.usstreamline.com 
Facebook:https://www.facebook.com/StreamlineCorporation/ 

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