最初のポストで書くべきだったのですが、機械翻訳プログラムに分かりやすいとはなんなのか少しでもよいから調べてみよう思いついたのには理由があります。
弊社には日本からヴィンテージ・建材の買い付けに来られているお客様が何組もおられます。
留学経験がある・英語を勉強しているお客様はよいのですが、弊社には英語がさっぱりというお客様も多数おられます。そういう方は機械翻訳のアプリに頼っているみたいなのですが、上手く意味が伝わらないと相談を受けることは少なくありません。
例えば、Y様は値段の交渉をヴィンテージショップでしているときに、
「値段どうにかなりませんか」
とグーグル翻訳で携帯に打ち込んだそうです。
で、これが通じません。
グーグル翻訳で上記の文章を打ち込むと、
You do not become price somehow ? (あなたはどうにかして値段になれますか?)
とハチャメチャに英訳されます。
しかし、
値段を下げてくれませんか?
と入れると、
Can you lower the price ? (値段を下げられますか?)
これなら理解出来ます。
また別のヴィンテージショップで気に入ったランプが見つかったので、
「これと同じような商品どこかほかの店においてありますかね」
と入力しましたが、なかなか通じません。
グーグル翻訳では、Is there in the same kind of goods and this is somewhere other shop (同じ種類の商品はありますか? これはどこか同じお店です) と出てきます。
店員さんの答えは、購入されたようなランプはその店に一台きりだというものでした。
上の原文を以下のように書き換えてみました。
「同じ種類のランプを探しています。他のお店は同じランプを持っていますか?」
英訳は、
We are looking for the same type of lamp. Or the other of the shops have the same lamp?
正直苦しいですが、理解はしてもらえると思います。
翻訳機械プログラムに理解しやすいを日本語
機会翻訳を使用する場合は、プログラムが理解しやすい日本語を入力しないと、意味の通じない英訳が出てきてしまいます。それだけでも問題なのですが、意図とは逆の意味の英訳が出てきたり、もしくは相手の機嫌を損ねるような文章が表示される可能性もあります。
使用時に基本的に気をつけないとならないことは、
- 日本語の文章は短く切る:文章は一般的に長くなればなるほど理解するのが難しくなります。一般雑誌の文章が硬派な文学・専門雑誌の文章に比べて短いのはこのためです。英字新聞でいえば、USA TodayとNew York Timesの文章を比べると、どちらが平明な英語なのか一目瞭然です。
- 不必要な要素は入れない:細かいニュアンスを伝えよう、とは考えず、根底的な意味をを伝える、を念頭に置いた方が得策です。だから形容詞や副詞はなるだけ省きます。文章は名詞と動詞が基本的な意味を伝える上で大切なのです。
- 自然な日本語は忘れる:翻訳機械プログラムが理解しやすい日本語、これが目標です。
のようです。他にも色々気をつけなければならない点はあるでしょうが(例えば、日本語に主語を入力したほうがいいのか、関係節が英訳に出た場合、など)これらはおいおい見ていきたいと思います。
ご質問がありましたら、どしどしお問い合わせください!!
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