”ローロ船”
皆様こんにちは。 あまり日常で聞かない用語ですが、車やオートバイを専門に運ぶ船の事をローロ船と言います。Roll On, Roll Offの頭文字を取ってRORO船と呼びます。
一般的にオートバイの輸送といえば木箱で梱包し、船便コンテナで送る手段が一般的に使われていますが、梱包の手間や費用も高くなる場合が多く、米国から日本への輸出を断念される事が少なくありません。
反面、ローロ船はオートバイをそのまま専用船に乗り入れて日本の港で乗り下ろす船なので非常に経済的な輸送方法です。
この度、船会社やポートランド港の関係会社の協力を得て、当社初のローロ船輸送サービスを取り扱わせて頂く事が出来ました。今回はユタ州在住で日本へご帰国されたTさんのハーレーダビットソンの日本への輸送をご紹介させて頂きます。
広大なアメリカをハーレーで楽しまれてる様子。
ワシントン州マウントレーニアにて |
バイクライダーのメッカ、サウスダコタ州スタージスにて |
●
●
●
●
●
1.お客様のハーレーが当社ポートランド倉庫へ運ばれてきました。
Tさんのご自宅まで当社手配のトラックが集配に伺いました。
当社ポートランド店の駐車場にて
Harley Davidson FLHR Road King。排気量1690cc、総重量約330キロ。
さすが道の王様と名乗るだけ貫禄がたっぷりです。
|
●
●
●
2. 当社自家製のパイクパレットで大切に保管。
当社の倉庫内にて 港への搬出まで専用パレットに固定し、大事に保管いたします。 |
●
●
●
●
●
3. US CUSTOMSへ輸出の手続きを行います。
US CUSTOMSにて
書類作成、輸出許可の取得は当社が一括して行います。
|
●
US CUSTOMより輸出許可が下ります
●
4. 許可が下り次第、ポートランド港の保管施設へ搬入します。
専門スタッフにて荷下ろしの場面。 |
ローロ船の搭載日まで屋内倉庫で保管。 |
●
●
●
●
●
5. ローロ船へ車が乗り入れられる様子(バイクも同様です)。
小型飛行機、キャンピングカー、重機、大型バス・トラックなど、車輪が付いているものなら何でも運んでくれます。
ローロ船内のバイクの様子。
●
●
●
このようにして約1ヶ月を経て無事に日本の東京港まで運ばれました。
東京港(他の港も可能です)に着いた後は、日本税関へ輸入申告、そして車検取得の手続きとなります。今回は当社が輸入通関をお手伝いさせて頂き、お客様が車検取得の手続きをされました。当社契約の通関業者さんにて車検取得からバイクの国内配送まで全てお取り扱いさせて頂く事も可能です。
今回はユタ州在住のTさんご自身のハーレーの輸送をお手伝いさせて頂きましたが、日本に在住のお客様でEbay やバイクショップなどからご購入される場合もお手伝いさせて頂きます。
さて、ローロ船サービス、いがかでしたでしょうか?
是非、当社のサービスにご興味がございましたら当社までお気軽にお問い合わせ下さい。
T.H
0 件のコメント:
コメントを投稿