2013/07/18

アテンドはアンティークの買い付けに必要か?

 
今年もポートランドのExpo Centerで行われたアンティークショーが無事に終了しました。

弊社も多くのアンティークディーラー、ショップのお客様に臨時の倉庫や発送拠点としてご利用いただき、
現在、倉庫の中は買い付けされた商品で一杯になっています。







そうしたお客様の中には、
左の写真にあるようなヴァンやトラックに乗り、一緒にアンティークショップを買い付けて廻る”アテンドサービス”をご利用いただくお客様も多くいらっしゃいます。

今回、私も約2週間に渡り複数社のお客様のアテンドをさせていただきました。



こうしたアテンドをご利用のお客様は、この業界で素人というわけでなく、逆にもう長い間そのビジネスをされているむしろエキスパートの方達です。

では何故こうしたエキスパートの方がアテンドをご利用されるのか、また果たして本当にそれは必要なのか、今回一緒に買い付けをさせていただきながら考えてみました。

私なりの 回答から先に書かせていただくと、”必要であるのかどうか”に対する答えは人により千差万別ですので一概には言えません。ただ、何故エキスパートがアテンドを必要としているかという点から考えると見えてくることがあります。

アテンドの必要性はこの3つがキーワードに集約して説明できるかと思います。

・安心
・効率
・スピード

”安心” ー アテンドのサービスには、ホテルやレンタカーの予約、空港までの送迎などを含みます。買い付けの期間やご予算さえお伝えいただければすべて予約されており、細々した出発前の手間も不安もありません。到着後も、もちろん車の運転も担当が行いますので、アメリカでの運転に不慣れな場合でも事故の心配が少なく、極端に言えば、車中で寝ていても目的地に着くことができます。

”効率” ー お探しの商材、期間、予算などを事前にお伺いし、お客様と相談の上でルートを決定します。限りある期間の中で、どういったルートでどのショップを廻ると最も効率が良いかを、これまでに集めた大量の情報と長年の経験から判断して決定していき、ピンポイントで買い付けしていくことができます。いきあたりばったりの買い付けにありがちな、”本当はもっと廻りたかった・買いたかった”がありません。

”スピード” ー 買い付けのスタイルは人それぞれですが、ご希望により買い付け時のデータを自社開発のソフトウエアを使用して弊社で作成していきます。これによりホテルに戻ってからの買い付けデータ入力やメモとの照合作業が無くなり、買い付け終了時にすでに輸出書類が完成しているため、弊社で梱包が完了した時点ですぐに発送が可能となります。これまでに最短でポートランドからの帰国日から5営業日目でコンテナ一杯の商材をお届けすることができた実績があります。

交渉が苦手だったり、買い付けだけに集中したいなど、お客様によって理由は様々ですが、アテンドサービス利点の一端について知って頂き、ご自身にとって必要であるかどうかを考えていただくことができたのではないでしょうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


第二次世界大戦中に製作の人面スカンク
おっさんづらベビー



大きな家具は可能な場合その場で解体して運べます



←こんなものや↓なものでも、
”こんなの探している”と言って頂ければ、適切なショップを選択してご提案できます。


























トラックにスペースが無くならないよう、お客様が買い付けされている間に家具などは解体して運んだりもします。


0 件のコメント:

コメントを投稿